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川端朗子
導入
川端朗子(1986年、大阪生まれ)は、コラージュ、オブジェ、ドローイング、ミクストメディアなど、さまざまな手法で制作する現代美術作家です。彼女の制作の中心にあるのは「色あそび」という考え方です。素材と向き合いながら、遊びや偶然性を取り入れ、直感的なプロセスの中から色とかたちを生み出していきます。
紙、アクリル絵具、木、針金など身近な素材を用い、それらを組み合わせたり、重ねたり、配置を変えたりすることで、思いがけないかたちや関係性を見つけ出します。あらかじめ完成したイメージを目指すのではなく、偶然生まれる組み合わせやリズムの変化、素材そのものの性質を大切にしながら作品をつくり上げていきます。
川端の作品において、色は重要な役割を担っています。作品に現れるかたちは、抽象と具体的なイメージの間を行き来しながら、まだ物語になる前の何かが少しずつ姿を現していくようにも見えます。川端が掲げる「物語になる前のかたちを見つける」という言葉は、彼女の制作を特徴づける重要なコンセプトのひとつです。
また、川端の表現は、さまざまなテーマやコラボレーションを通して広がりを見せています。2024年の《KAZARI ― 精霊・神様へのおもてなし ―》では、季節の風習や民間信仰、神社、祭りなど、日本の「飾り」の文化に着目しました。近年では、ファッションデザイナーのヘアンナとのコラボレーションを通して、川端の色とかたちの世界を、従来の美術作品の枠を超えた新たな表現へと展開しています。
作品

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