top of page

髙田英明「Collision Compression」開催

  • 16 時間前
  • 読了時間: 2分

会期:5月4日(月)– 5月17日(日)

会期中無休

KG+ マップ番号:172


Hideaki Takata

「Collision Compression」において、髙田英明は写真を固定されたメディウムとしてではなく、対立する力が出会い、なお解消されることのない圧力の場として捉えています。本作は、イメージ、物質、そしてジェスチャーが交差する緊張の場として展開され、安定性に抗いながら、より直接的で身体的な関わりを観る者に促します。


本作は、意味や効率が前提とされる現代において、無駄や矛盾を含んだまま、写真を起点に自由な表現の可能性を示す。写真に対する物質の介入は、形式の枠を外側から揺さぶり、内側へと波及させる試みであり、ときに写真を壊すような行為を含む。この介入は否定ではなく、撮影からセレクトに至る選択対象への愛着と、写真に近づきたいという欲求に根ざす行為である。地方都市の生活圏で撮影した身近な対象を用いて、あえて緊張を生じさせることで対極を生み出す。岡本太郎の「対極主義」は、対立を解消するのではなく、緊張が持続する状態にこそ価値を見出す。溶け合うことのない矛盾が激しくぶつかり合う。そこには理屈を超えた生の原始的な衝動があり、肉体の奥底から湧き上がる熱がある。現代社会では、効率と合理性が価値の基準となり、感覚や生きることまでもが、整えられた形に収束していく。しかし、生は理屈ではなく、矛盾を内に抱えたまま、なお進もうとする力である。現代において、対極主義的作品こそが、意味や理由を求める視線への抵抗となる。

髙田英明

1990年生まれ。

2024年1月–2026年1月 金村修ワークショップに参加。

個展 ・2026年「collision compression」(かまどの下の灰までgallery/和歌山)

グループ展 ・2024年「PHOTO LEAP展」(ギャラリー・ルデコ/東京)

コメント


bottom of page