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Naoko Watanabe

渡邉野子

導入

   渡邉は、2003年に文化庁新進芸術家海外留学制度在外研修員としてドイツで研修を行いました。在籍したクンストアカデミー・デュッセルドルフではイェルク・インメンドルフとゲルハルト・メルツ両作家のもとで学び、多様化する現代の美術表現のなかにあり果敢に絵画の本質と可能性を追求し続けています。東洋と西洋のはざまにあり不安定にそして肯定的に佇む渡邉の線は、世界において異質なものや多様な理念が混在し衝突する社会に育ち、混沌とした今と将来を生きる世代の作家としての存在理由を象徴しています。

 渡邉の近作のコンセプトは「対比における共存」と、絵画と絵画の前に立つ人〈観察者〉との「触れる、触れられる」関係を独自の線と色彩により具現化することです。

 「対比における共存」とは、相容れないものや拮抗するものが一瞬間を共有するときに現れる関係性を示しています。「支えるものと支えられるもの」、「骨と皮膚」、「かたさとやわらかさ」、「建築と肉体」など、対比によって浮かび上がるその存在意義や美しさを探っています。そのイメージは、渡邉にとって非常に具体的なイメージとして現れる抽象的概念です。

 渡邉の作品を支える「線」の表す領域の広さと、油彩の光沢やみずみずしさ、筆あとや絵の具の厚みがイメージさせる身体的所作の艶かしさは、その抽象的概念を表現するためのものであり、絵画と観察者が「触れる、触れられる」関係にあることを示しています。

履歴書&SNS

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作品

過去のギャラリー展

Naoko Watanabe, Love Myself Exhibition

Love Myself

2022年12月4日−12月25日

Naoko Watanabe The Beautiful Experience Exhibition

~ 美しい経験 ~

2020年10月11日 ー 11月15日

Naoko Watanabe About Love. Like a Monster Exhibition

~愛について。怪物のような、~

2019年9月21日〜10月10日

Naoko Waranabe Glitter Exhibition

Glitter

2018年9月24日〜10月13日

Naoko Watanabe The Unnamed Color Exhibition

〜名前のない色〜

2017年11月7日〜25日

Naoko Watanabe Purple, The Picture Plane Exhibition

紫、絵画。Purple,The Picture Plane

2016年9月24日〜10月22日

Naoko Watanabe Night Watch- A Line that hits the Light Exhibition

Night Watch- A Line that hits the Light 

2015年9月〜10月10日

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